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山高きが故に尊からず

どんなに見掛けが良くても、内容が伴わなければ立派なものではない。外観よりも実質が大切であることの喩え。また、見掛けだけで判断してはならないという戒(いまし)め。

佐川の宅配物叩きつけ事件は、もっとちゃんと考えるべき事件です。

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12月は忙しいですね。
なんでこんなに忙しいのかとうんざりしてしまいますが、そんな中、やってはいけない行動を撮影され、その動画をUPされてしまった宅配業者さんがいました。
みんなが言うように私も擁護しようとは思いませんが、ただ気持ちを理解出来ない事もありません。

私の仕事も似たようなものなのですが、ただ幸いなのは納品先が職場単位なので、担当者本人が居なくても置いてくることが出来るのです。
それでもたまに成り行きで個人宅へ納品に行かざるを得ない事があるのですが、これがまず会えない。
一度で済むことなど殆どありません。

考えてみれば我が家も共働きですし、左右両隣2件まで、つまりウチを含めて5件すべて日中は留守です。
世の中そういう家庭が結構多いと思いますし、世代的にもそういう家庭こそネット通販の利用率が高いのではないでしょうか。
そんな状況の中で、荷物を届けて受領印をもらって帰って来るという仕事が成り立つのか、冷静に考えて見てるべきだと思います。

ワイドショーのコメンテーターが、電話番号が書いてあるのだから先に電話して、在宅を確認してから届けたらどうかと言っていましたが、この人は忙しさのレベルが分かっていません。
そんなチンタラやっている時間は有りませんし、電話で時間を打ち合わせても、その時間に居てくれない事など普通にあります。

そしてなによりも今回しっくり来ないのは、この宅配会社のコメントです。
社員教育を徹底し、モラルの向上を目指すって、そんなことではただドライバーを締め付けるだけで、なにも解決しないのは自分たちが一番よく分かっているはずです。
私にはこのコメントが、なにも解決する気はありませんよとしか聞こえません。

今や何処の家にも郵便物や新聞を受け取るための郵便ポストは当たり前についていますが、宅配便を受け取る宅配BOXはそれ程普及していません。
これだけネット通販が発達しているのに、受け取る側の体制が追い付いていないと思います。
この宅配BOXがあればどれだけ仕事が楽になる事か。

宅配BOX普及キャンペーンとして、当分の間宅配BOXのある家庭には料金割引をしても元が取れるのではないでしょうか。
こういう事を業界全体でどんどん進めるべきだと思います。
そして、私は来年なんとかこの宅配BOXの設置を商売にして、ひと山当ててやろうと目論んでいます。