山高きが故に尊からず

どんなに見掛けが良くても、内容が伴わなければ立派なものではない。外観よりも実質が大切であることの喩え。また、見掛けだけで判断してはならないという戒(いまし)め。

平成の大投手、ジャイアンツのミスター完投、斎藤雅樹投手。

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巨人のエースピッチャーといえば、皆さんは誰を思い浮かべますか?
最近だと菅野投手や内海投手、また、2000年台ですと上原投手といった名前が挙がると思います。

また、往年の大エースといえば、エースの系譜である背番号18を身に着けた堀内投手や桑田投手といった方々でしょうか。
どの投手も素晴らしい実績を残してきた名プレーヤーであることは間違いありません。

そんな巨人の名投手の中でも、私個人が特に印象に残っているのが「平成の大エース」「ミスター完投」と呼ばれた投手、斎藤雅樹選手です。
斎藤選手といえば、槙原・桑田とともに、巨人の三本柱の一角を担った投手ですが、なんといっても一番インパクトに残っているのが1989年から90年にかけて達成した2年連続20勝と11連続完投勝利でしょうか。

巨人に入団してから数年間は本来の実力を出し切れずにくすぶっていたところを、当時の藤田監督の指導の下、オーバースローからサイドスローに転向し、斎藤選手はその才能が開花しました。
サイドスローから繰り出される140キロ後半のストレートとスライダーのコンビネーションに加え、無尽蔵のスタミナで、打者を圧倒する斎藤選手の姿は、今でも印象に残っています。

当時の相手チームからは、斎藤が先発の時は半ば試合をあきらめていたと言わしめるほど試合を支配する投球で、平成の大エースと言われるまでになりました。
数多くのエースと呼ばれるピッチャーはいますが、通算防御率や勝率を見ると、いかに斎藤投手が突出した選手であったかが良くわかります。

そんな斎藤投手を超える、右のサイドスローピッチャーがいつか現れる日を、個人的には楽しみにしています。